散乱と干渉

分散と散乱と干渉

 

分散

同じ溶媒において光の波の速度が振動数によって変化する現象です。屈折率が波長により変化(異なる)現象をいいます。

短波長の方が屈折率が大きくなります。 

例)プリズムに白色光を通すと波長(屈折率)によって異なります。分散により虹ができます。 

 

 

散乱

一方向に進んでいた光が物質にあたり、様々な方向に広がっていく現象です。

光は物質の間を進む時、光の波長が物質の大きさよりも長いとすり抜け、
同程度かそれ以下だと散乱します。
チンダル現象は可視光が透明な溶液中で散乱することでおきます。

 

 

干渉

波の重ね合わせにより、光の強度が強め合ったり弱めあったりする現象です。

波同士の位相が一致(山と山)することで強め合ったり、異なる位相の波が一致(山と谷)して弱めあったりします。